ミタロウ定食

筋トレが大好きな男子大学生、小野隆太はいつも金欠だった。筋肉を維持するためには食事代、プロテイン代など何かとお金がかかるからである。そんな隆太に、友人の吉川文也は学食を食べながら提案する。それは、『身体を売る』というものであった。冗談のような提案に、苦笑いする隆太。

東京で一人暮らしをしている『陽平』の家に、片思い中のノンケの親友『雄介』が地元大阪から泊りに来る。再会を喜び、心から自分を信頼する雄介の姿を見て、罪悪感に胸を痛める陽平。陽平は雄介の飲み物に薬を盛り、彼が寝てる間に――。ノンケの親友に片思いする主人公の恋心とどうしようもない欲望、そしてふたりの友情の行く末。そんな睡眠姦BLです。